こんにちは。WEB担当のTです。
住まいと暮らしのコラム、3回目のテーマは 室内での熱中症対策 です。
今年も猛暑、いえ、「酷暑」が予想される2015年の夏、気を付けたいのが熱中症です。
炎天下の野外作業中になるイメージの強い熱中症ですが、
実は室内での熱中症発生件数はなんと全体の4割にもなるそうです!Σ(゚д゚;)
意外と多い「室内熱中症」について正しい知識でしっかり予防しましょう。
マンションの室内でも気を抜けない!
マンション等の鉄筋コンクリート造りの集合住宅では、夜になっても室内の気温が下がりにくい傾向があります。
特に日中の直射日光にさらされるマンションの最上階では熱がこもるため注意が必要です。
室内で熱中症にかかる人の多くはエアコンや扇風機を使用していなかったり、窓を閉め切っていた、ということが多いようです。
近年の節電意識の高まりから冷房機器の使用を控える方もいますが、決して無理はしないでくださいね。
熱中症対策のキホン
そもそも熱中症とは、高温多湿な環境下で体内の水分・ミネラルのバランスが崩れ、体温の調節機能が正しく働かなくなる状態です。
では室内で過ごす場合の熱中症予防とは具体的に何をしたらよいのでしょう?
環境省発行の熱中症環境保健マニュアルでは、
日常生活における予防は「脱水」と「体温上昇」を抑えることが基本となっています。
●室温は28℃以下
室内に温度計を備えて常に室温を気にしましょう。
エアコンや扇風機を使用して28℃以下に保つことが大切です。
●こまめな水分補給
体温を下げるためには汗をかいて体から気化熱を放出する必要があります。
汗の原料は血液中の水分・塩分なので、汗で失った水分は喉が渇く前にきちんと補給しましょう。
ちなみにアルコールは体内の水分を排泄してしまうので、ビール等での水分補給はできませんよ!
●衣類は通気性の良い物を
衣服と体の間に風を通し、かいた汗ができるだけ早く逃げるようにしましょう。
室内では吸汗・速乾素材のゆったりしたルームウェアがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?怖い室内熱中症ですが、意識をしていればある程度予防できそうなポイントだったのではないでしょうか。
それでももし、熱中症にかかってしまった場合は速やかに水分・塩分を取って体を冷やし、できれば専門医に診てもらいましょう。
熱中症の対処方法(応急処置)についてはコチラ↓
環境省 熱中症の対処方法(応急処置)
http://www.wbgt.env.go.jp/heatstroke_checksheet.php
これから夏本番、自宅(自室)での熱中症をしっかり予防して快適に過ごしたいですね♪