こんにちは。WEB担当のTです。
住まいと暮らしのコラム、2回目のテーマは 壁ドン !!
壁際で至近距離で詰め寄られる女子憧れのシチュエーション・・・・
ではなく、
今回はマンション・アパート等の賃貸住宅で起こる壁ドンがテーマです。
この場合の壁ドンとは、隣室住人の騒音に対する抗議の意味で壁をドンとたたく という行為を指します。
国土交通省がまとめた平成25年度マンション総合調査によると、発生トラブルの最多は「居住者間のマナー(55.9%)」だそうです。その具体的内容として例年最も多いもののひとつが「生活音」についてのトラブルとなっています。
お隣の音が気になる
テレビや音楽ステレオの音声、洗濯機や掃除機の家電の作動音、おしゃべりの声やお子さんの走る足音等・・・集合住宅にはつきものの「生活音」ですが、
「もう少し静かにしてほしいのに・・・(;´・ω・)」
と思った経験のある方もいるのでは?
とはいえ、騒音への抗議の意味を込めて壁ドンをするのは
絶対にやめてくださいね(>_<)!
壁ドンされた側からすれば、「騒音への抗議」なのか「自分への嫌がらせ」なのか分からないからです。
嫌がらせと捉えられれば、より大きなトラブルに発展しかねません。
壁ドンされたら?
あるいは、自身が壁ドンされた という方もいるかもしれませんね。
うっかり騒いでしまった場合はともかく、心当たりがないのに壁ドンされたしまった、という場合もあります。
だからといって決して「壁ドン返し」はしてはいけません。
じゃあどうしたらいいの?
「騒音が気になる場合」も「騒音で抗議された」場合も、一度管理会社に相談してみてください。
必ず発生する「生活音」をどの程度で「騒音」と感じるかは個人差があるため、当人同士で話し合っても平行線になるケースも多いものです。
まずは第三者的立場で間に立ってくれる管理会社に相談してみるのが一番でしょう。
隣人トラブルを防ぐために
引越しや家具の搬入等、騒音・振動を発生することが予想される場合は予め上下・左右の部屋の人に断っておくこともトラブルを防ぐ方法の一つです。
小さなお子様のいるご家庭では、入居の時や玄関先で出くわしたとき等に挨拶を兼ねて事情を伝えておくのも大切です。
人間関係が希薄になったといわれる昨今ですが、ちょっとした気遣いや挨拶等、気持ち良く生活するためのヒントはたくさんありそうですね(^-^)